2012年6月30日土曜日

慶州ソウルお墓参り&ロケ地ツアー その4

~二日酔いざましのヘジャングク、テツのためのKTX~

6月22日(金)
あくる朝、早朝起床
ホテルをチェックアウトしてタクシーで慶州市内へ。慶州駅近くで朝食をとります。

タクシーの運転手さんにヘジャングク(解腸汁:酔いざましスープ)で有名な「パルジョンロータリーへ行ってください。」とお願いしました。
ヘジャングクを食べてKTXに乗るという会話を聞いた運転手さんが、
「それならヘジャングクを食べてから、KTXの停まる新慶州駅まで行きますよ。」と、お店に着いてメーターをとめてしまいました。

初めはヘジャングクを食べてから近くの慶州駅へ行きバスで新慶州駅まで向かう予定でしたが、昨夜の夕食が安くついた(一人750円だった!)のもありお金は余っているのでその案に乗ることにしました。


パル(ウ)ジョンロータリー

何軒かのヘジャングク屋が並ぶ所で、店によって出すものが違うらしい。

ちなみに
ピョダグイ:豚の背骨の汁、骨をしゃぶる
ファンテヘジャングク:干しダラの汁
を食べてみたかったのだが・・・







運転手さんが(強制的に)連れていってくれた店

두꺼비해장국 ヒキガエルヘジャングク














メニューは

左から
ヘジャングク・・・5,000
たぶんチュオタン(どじょう汁)・・・5,000
?時計で見えない・・・5,000
牛肉クッパ・・・5,000

朝はヘジャングクしかしていないようで自動的に出てきた。






運転手さんもいつの間にかとなりのテーブルに座って食べている。
「この店はおいしいです。」って。

ほんとに、マジうまいです。

もやしと菜っ葉とすっぱい古漬けキムチの汁。
食べ始めは優しい味に思えましたが、キムチの汁が混ざってだんだん辛くなっていきます。

店のおばちゃんがあとから持ってきた赤い塩辛?的な汁をスプーンでちょっと入れると更に辛くなってうまくなりました。

いや、でも辛いさぁ。汗かくわ。


にらのキムチ:少ししんなりして味が染みてる。
カクテキ大根キムチ
たまねぎの酢漬け
イリコの辛い和え物
白菜キムチ











店から新慶州駅まではタクシーで20分ほど。

バスで行くつもりで時間を多めにとっていたので、サクッと1時間も早く8時に着いてしまった。












まだ、新しい駅舎

えーっと、周りに何もないここは、そう「米原」そっくり。















コネストを参照して先にインターネット予約してあったKTXのクーポンをチケットに交換します。

KTXのサイトではパスポート番号を入力しましたが、窓口では必要なかったです。











ペラペラのレシートチック。失くさないように注意。

日本の乗車券がりっぱすぎる?











少しずつ開きだした店で慶州名物「慶州パン」(ヨン様おすすめとの説もあり)を買う。

パンというのにあんこのぎっしり詰まったまんじゅう、月餅でした。あんこはくどくなく電車のおやつにピッタリ。
でも、箱にセロハン紙をひいてナイロンの個包装なしで20個ぎっしり並んでいるのは衛生的に、量的にどうよ。

だいいち製菓、竹内製菓を見習えってんですよ。





KTXは16両?18両編成でホームも長い。




韓国には「テツ」はいないのか?

車両にカメラを向ける私たちを、周りは「何ごと?」とふしぎそうに見ていました。










車内は2列-2列
シートの前後は日本の新幹線より狭い。

列車の真中で前向きと後ろ向きの席に分かれる。

方向転換が多いヨーロッパの列車構成を採用してしまったからだそうです。(不満が多いらしい)


私たちの前が向かい合わせの席でグループが陣どっていた。
この席グループで割引になるからとりたかったのですが英語サイトでは選択する部分はなかったです。


それにしても満員。早く予約しておいてよかった。
その場で買っていたら全員ばらばらの席だったでしょう。
コネストのおかげです。


昨日の部屋飲みのマッコリが半分ほど余っていたので持ってきました。

それをテツ子さんが飲むたびに、前に座っている女子高校生が隣のお母さんに「ほら、また飲んでるよ」と言っていたらしい。

そういえば、日本のように電車内でドンチャンしてる人はおろか、ビールとか飲酒してる人もいなかったなぁ。

何が楽しみで電車で2時間もすごすのか?韓国人。



次回はソウル到着、タクシーでパワスポめぐり

2012年6月29日金曜日

慶州ソウルお墓参り&ロケ地ツアー その3


~慶州に来た目的のひとつ、新羅ミレニアムパーク~




なんで、このホテルにしたかというと、
すぐ横に今回の重大ポイントである「新羅ミレニアムパーク」があるからです。
この画像の駐車場の上のほう








あと値段と。


なにせ、ツイン一部屋が90000ウォン=6300円
一人3150円の計算です。


ソウルの安宿でも、この値段でこの設備はありえないでしょう。
シャワーがひなた水でもガマンできるっちゅうもんです。





 ホテルからパークの入口まで300m

時間は17時で(夏至の日でまだ全然明るい)
ちょうど通常の半額の夜間入場料金9000ウォン=630円になったところでした。












善徳女王のロケ地を大アピール















入ってすぐに善徳女王俳優陣のサインと手形がありました。

王冠かぶってるのが善徳女王、
右が忠義を尽くしたキム・ユシン










Sさんが萌え
毗曇(ピダム):キム・ナムギル



実在かは管理人にはわかりません。



















石仏で有名な地域なので、石造りのものが多いのか?















 干支の石像、
キム・ユシンのところに彫ってあったものと同じ。

12×2セット

剣を下に向けている。(この石像、ずっとあとであるものにつながります)










石造り























石か?と思ったら
ハリボテのスピーカー
































 ドラマセットチック
















今回、個人情報の保護により同行者の画像は見られません。








 宮殿への入口


















 こんな風景あった、あった






























悪もの、ミシル

管理人はこの女優は好きです。


































柱や壁の装飾は描いたシートを貼り付けてあり
「セットだなぁ」がよくわかる

ところどころ浮いてます。












いろんな悪巧みした場所


















































ドラマ撮影の名残
忘れ物?













新羅ミレニアムパークは貴族の家や庶民の家などが並び、韓国伝統文化を体験できるスペースもあり、私たちには「ゆのくにの森」でした。



まだまだ明るい中、そろそろおなかがへってきたので、夕食場所を探しました。

ホテルにレストランもありましたが、やや高かったのと、ちょっと冒険してみたい気もあり、パーク付近のお店にしてみました。

ほんとにドライブインです。

家族連れやお一人様のお客もいたので、ぼったくられはしないだろう、とふんでイン。











日本人の客なんてたぶん来ないであろう店で、店員はなんとなく戸惑い気味。

































食事類(緑色コーナー)

慶州そばマッククス(冷麺)・・・7,000
(大盛り)・・・8,000
慶州シレギ豚クッパ・・・7,000
韓牛肉クッパ・・・8,000
こども水餃子・・・7,000

酒のつまみ?(赤色コーナー)
生サムギョッサル(120g)・・・8,000
ごはん、テンジャンチゲつき
豚ゆで肉・・・20,000


「チャンカンマン キダリョ」と注文を待ってもらい壁のメニューをガン見します。

と、ここではGoogle翻訳を駆使して理解できましたが、
「マッククスは麺だったよなぁ?」
2段目は豚、3段目は牛(しかも韓国牛)の字しか理解できず。

まだ、初日でハングルになじんでいなかったので、豚・牛のあとのクッパすら理解できないあり様でした


店員は赤コーナーの生サムギョッサルをすすめましたが、焼肉はSさんが好きじゃないので、緑色コーナーの単品を上から4つチャレンジしてみました。

飲み物は、そこは酒飲みのこと、どれが何かは理解できました。





















酒類

ポップンチュ(山イチゴ酒)・・・10,000
ペクセチュ(百歳酒)・・・7,000
デナム酒?・・・4,000
トンドンチュ・・・7,000
マッコリ・・・3,000
メクチュ(ビール)・・・4,000
ソジュ(焼酎)・・・3,000

デナム酒は何なのかは?







ドライブ中か?

一緒に食べる相手のいない独身男性か?















チャミスルの水ボトル
コップは銀色のアルミ製
















バンチャン(おかず)
手前緑色から時計回りに
ニラキムチ
イリコの和え物(田作りの辛い版)
玉ねぎ酢漬け
カクテキ(大根キムチ)
白菜キムチ










マッコリがビールより安いってうれしい。

地マッコリでしょう。



















「牛」は大根の入った辛いスープでした。

うまい!














「豚」は大根葉のようなものが入ったスープでした。

うまい!














こども水餃子は
ミニ水餃子のことでしょうか?

タレが甘くてこどもなのでしょうか?

まぁ、うまい。
カクテキの汁で食べたほうがうまい。










マッククスはあとで調べたら、そば粉の割合の多いそばのことでした。

汁がうまい。
















トンドンチュがあるので、飲んでみました。

ボトルのマッコリより高い分、うまい。

米粒が入っていて、濃い味で、うまい。

初めて飲んだけど、次からはコレだな。







会計は

慶州そばマッククス(冷麺)・・・7,000
慶州シレギ豚クッパ・・・7,000
韓牛肉クッパ・・・8,000
こども水餃子・・・7,000

トンドンチュ・・・7,000
マッコリ・・・3,000
メクチュ(ビール)・・・4,000
計 43,000W



43,000W = 3,010円 一人当たり750円 安!



食事後、ファミマに寄り、酒・オヤツを買い部屋飲みしました。


管理人はビール、黒豆マッコリ、ワインをチャンポンして翌日の朝は辛かったです。


久しぶりに私以上に飲む人をみつけました。
テツ子さんは強い、ぜんぜん変わらなかったです。

次回は、慶州のヘジャングク(酔い覚ましスープ)、KTXです。